公認会計士の難易度・勉強時間|年代別の現実

公認会計士

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【結論】3,000〜5,000時間、2〜5年が現実

「公認会計士ってどれくらい難しい?」
「何時間勉強すれば受かる?」

結論から言うと:

あなたのタイプ勉強時間目安期間難易度
大学生(専念)3,000〜4,000時間2〜3年超難関
社会人(退職専念)3,500〜4,500時間2.5〜4年超難関
社会人(働きながら)4,000〜5,000時間4〜6年ほぼ不可能

この記事で分かること:

  • 勉強時間(年代別・状況別)
  • 合格率の実態
  • 短答式・論文式の戦い方
  • 税理士・司法試験との難易度比較

公認会計士の難易度|データで見る現実

合格率の推移(2020年〜2024年)

年度願書提出者短答合格者論文合格者最終合格率
2024年約18,000人約3,500人約1,500人約8.3%
2023年約17,500人約3,200人約1,450人約8.3%
2022年約17,000人約3,100人約1,400人約8.2%
2021年約16,500人約3,000人約1,360人約8.2%
平均約8〜9%

つまり:

  • 100人受験して、8〜9人が合格する試験
  • 合格率は安定して8%前後

他の資格との難易度比較

資格合格率難易度イメージ
ITパスポート約50%易しい
簿記1級約10%難しい
税理士(科目合格)約15〜20%難関
公認会計士約8〜9%超難関
司法試験約30〜40%超難関(受験資格が厳しい)
不動産鑑定士約15%難関

公認会計士は”三大国家資格”の1つ


勉強時間の現実(年代別・状況別)

パターン1. 大学生(専念):3,000〜4,000時間

学習スケジュール例:

  • 1日:8〜10時間
  • 週:56〜70時間
  • 期間:2〜3年

内訳:

  • 短答対策:1,500〜2,000時間
  • 論文対策:1,500〜2,000時間

メリット:

  • 時間が取れる
  • 記憶力が高い
  • 失敗しても軌道修正できる

デメリット:

  • 収入ゼロ
  • アルバイトとの両立が困難

合格率:

  • 大学生(在学中合格):約15〜20%
  • 他の受験生より高い

パターン2. 社会人(退職専念):3,500〜4,500時間

学習スケジュール例:

  • 1日:8〜10時間
  • 週:56〜70時間
  • 期間:2.5〜4年

内訳:

  • 短答対策:2,000〜2,500時間
  • 論文対策:1,500〜2,000時間

メリット:

  • 時間を最大化できる
  • 集中できる

デメリット:

  • 収入ゼロ
  • 不合格なら人生に空白
  • 家族の理解が必須

合格率:

  • 退職専念(20代):約10〜15%
  • 退職専念(30代):約5〜10%

パターン3. 社会人(働きながら):4,000〜5,000時間

学習スケジュール例:

  • 平日:2〜3時間
  • 休日:8〜10時間
  • 期間:4〜6年

内訳:

  • 短答対策:2,500〜3,000時間
  • 論文対策:1,500〜2,000時間

メリット:

  • 収入を維持できる
  • リスクが低い

デメリット:

  • 時間の確保が困難
  • モチベーション維持が難しい
  • 挫折率が高い

合格率:

  • 働きながら:約3〜5%(非常に厳しい)

現実:

「働きながら合格は、ほぼ不可能に近い。退職専念を推奨。」
(予備校講師の声)


短答式試験 vs 論文式試験の難易度

短答式試験(年2回:12月・5月)

形式:

  • マークシート式(五択)
  • 4科目

科目:

  1. 財務会計論(簿記・財務諸表論):100点
  2. 管理会計論:100点
  3. 監査論:100点
  4. 企業法:100点

合格基準:

  • 総点数の70%以上(280点/400点)
  • かつ、1科目でも満点の40%未満がないこと

難易度:

  • ★★★★☆(難関)
  • 簿記1級の知識では足りない
  • 範囲が広い

合格率:

  • 12月:約15〜20%
  • 5月:約10〜15%

勉強時間:

  • 1,500〜2,500時間

論文式試験(年1回:8月)

形式:

  • 記述式・論述式
  • 5科目(3日間)

科目:

  1. 会計学(財務会計論・管理会計論):300点
  2. 監査論:100点
  3. 企業法:100点
  4. 租税法:100点
  5. 選択科目(経営学・経済学・民法・統計学):100点

合格基準:

  • 総点数の52%以上(364点/700点)
  • かつ、1科目でも満点の40%未満がないこと

難易度:

  • ★★★★★(超難関)
  • 記述・論述の「型」を身につける必要
  • 添削なしでは合格不可能

合格率(短答合格者のうち):

  • 約35〜40%

勉強時間:

  • 1,500〜2,000時間

最大の壁:論文式試験

なぜ論文式が難しいのか:

  1. 記述・論述式
    • 知識だけでは書けない
    • 「型」を身につける必要
  2. 3日間の長丁場
    • 体力・精神力が必要
    • 集中力の持続
  3. 添削が必須
    • 独学では不可能
    • 予備校の添削が必須

合格者の勉強法(実例)

実例1. 大学生・一発合格(2年)

学習期間:2年
勉強時間:約3,200時間

スケジュール:

  • 1年目:短答対策(1日8時間)
  • 2年目前半:短答合格(12月)
  • 2年目後半:論文対策(1日10時間)
  • 2年目8月:論文合格

勉強法:

  1. 予備校のカリキュラムに従う
  2. 答練・模試を全て受験
  3. 論文は添削を徹底的に活用

結果:一発合格

コメント:

「大学の授業は最低限にして、ほぼ全ての時間を勉強に充てた。」

実例2. 社会人・退職専念(3年)

学習期間:3年
勉強時間:約3,800時間

スケジュール:

  • 1年目:短答対策(1日8時間)
  • 2年目5月:短答合格
  • 2年目後半〜3年目前半:論文対策(1日9時間)
  • 3年目8月:論文合格

勉強法:

  1. 退職して背水の陣
  2. 予備校の自習室に毎日通う
  3. 仲間と勉強会

結果:3年で合格

コメント:

「退職したからには絶対に合格すると決めていた。家族の理解があったから続けられた。」

実例3. 社会人・働きながら(5年・不合格)

学習期間:5年
勉強時間:約3,000時間

スケジュール:

  • 平日:2〜3時間
  • 休日:8時間
  • 5年間継続

結果:

  • 短答:4回受験、2回合格
  • 論文:2回受験、2回不合格

挫折理由:

  • 「仕事が忙しく、勉強時間が確保できなかった」
  • 「論文対策の時間が圧倒的に足りなかった」
  • 「モチベーションが続かなかった」

その後:

  • 税理士に方向転換

コメント:

「働きながら公認会計士は無理だった。税理士なら科目合格制だから現実的。」


挫折しないための3つのコツ

コツ1. 予備校のカリキュラムに従う

独学は不可能:

  • 範囲が広すぎる
  • 論文対策が独学では不可能

予備校なら:

  • 最短ルートで学習
  • 答練・模試で実力チェック
  • 添削で論文力UP

コツ2. 仲間を作る

孤独な戦いは続かない:

  • モチベーション低下
  • 情報不足
  • 挫折

仲間がいると:

  • 励まし合える
  • 情報交換できる
  • 勉強会ができる

コツ3. 短答合格を最優先

論文対策は短答合格後:

  • 短答に集中する
  • 短答合格 = 2年間有効
  • 論文対策の時間が確保できる

短答で挫折する人が多い:

  • 最初の壁
  • ここで諦めると全て無駄に

税理士・司法試験との難易度比較

公認会計士 vs 税理士

項目公認会計士税理士
合格率約8〜9%科目合格で約15〜20%
試験制度短答→論文科目合格制
勉強時間3,000〜5,000時間2,500〜4,000時間
期間2〜5年3〜10年
働きながらほぼ不可能可能
難易度超難関難関

どちらが難しい?

  • 短期集中なら:公認会計士の方が難しい
  • 長期戦なら:税理士も大変

公認会計士 vs 司法試験

項目公認会計士司法試験
合格率約8〜9%約30〜40%
受験資格なし法科大学院卒業 or 予備試験合格
勉強時間3,000〜5,000時間5,000〜8,000時間
期間2〜5年3〜6年
難易度超難関超難関

どちらが難しい?

  • 受験資格:司法試験の方が厳しい
  • 合格率:公認会計士の方が低い
  • 総合的に:ほぼ同等

予備校は必須|独学はほぼ不可能

独学が不可能な理由:

  1. 試験範囲が膨大
  2. 論文式試験の添削が必須
  3. 法改正・会計基準の変更に対応できない
  4. モチベーション維持が困難

合格者の99%が予備校利用

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まとめ|超難関だが、覚悟があれば合格可能

勉強時間:3,000〜5,000時間
期間:2〜5年
働きながらはほぼ不可能
退職専念なら合格可能
× 独学は不可能、予備校必須

「本気で目指せるか?」をもう一度考えてから決めましょう。


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