公認会計士の年収・仕事内容|30代で1000万超えは本当?

公認会計士

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【結論】30代で年収1000万超えは「普通」

「公認会計士って本当に稼げるの?」
「どんな仕事をするの?」

結論から言うと:

年次・職位年収目安仕事内容
1〜3年目(スタッフ)500〜700万円監査補助・調書作成
4〜7年目(シニア)700〜1,000万円監査主任・後輩指導
8〜12年目(マネージャー)1,000〜1,500万円監査責任者・営業
13年目〜(パートナー)1,500万円〜経営・営業・決裁

この記事で分かること:

  • 年収の実態(年次別・職位別)
  • 仕事内容の現実
  • 監査法人以外のキャリア
  • 年収が上がるルート・上がらないルート

公認会計士の年収|年次別の現実

1〜3年目(スタッフ):500〜700万円

仕事内容:

  • 監査補助
  • 調書作成
  • クライアント往査
  • データ収集・分析

年収の内訳:

  • 基本給:400〜500万円
  • 残業代:100〜200万円
  • 合計:500〜700万円

残業時間:

  • 閑散期:月20〜40時間
  • 繁忙期(12〜5月):月60〜100時間

同世代との比較:

  • 大手企業総合職:400〜500万円
  • 中小企業:350〜450万円

初年度から同世代より高い

4〜7年目(シニアスタッフ):700〜1,000万円

仕事内容:

  • 監査主任(現場責任者)
  • 後輩の指導・育成
  • クライアント対応
  • 監査計画の立案

年収の内訳:

  • 基本給:600〜800万円
  • 残業代・賞与:100〜200万円
  • 合計:700〜1,000万円

このタイミングで:

  • 転職するか
  • マネージャーを目指すか
  • 独立するか

キャリアの分岐点

8〜12年目(マネージャー):1,000〜1,500万円

仕事内容:

  • 監査責任者
  • 営業・提案活動
  • チームマネジメント
  • クライアントとの折衝

年収の内訳:

  • 基本給:900〜1,200万円
  • 賞与:100〜300万円
  • 合計:1,000〜1,500万円

残業時間:

  • 管理職なので残業代なし
  • 実働は長い(月60〜80時間)

13年目〜(パートナー):1,500万円〜

仕事内容:

  • 法人経営
  • 営業・受注
  • 最終決裁
  • 人事・採用

年収の内訳:

  • 基本報酬:1,500〜2,000万円
  • 業績連動:0〜1,000万円+
  • 合計:1,500〜3,000万円+

パートナーになるには:

  • 約15年の経験
  • 営業力
  • マネジメント能力
  • 運とタイミング

全員がなれるわけではない


監査法人以外のキャリアと年収

パターン1. コンサルティングファームへ転職

職種:

  • 財務アドバイザリー
  • M&Aコンサル
  • 事業再生コンサル

年収:

  • アソシエイト:800〜1,200万円
  • マネージャー:1,200〜2,000万円
  • パートナー:2,000万円〜

メリット:

  • 監査法人より高年収
  • キャリアの幅が広がる

デメリット:

  • 激務(月100時間残業も)
  • 営業力が必要

パターン2. 事業会社のCFOへ転職

企業規模:

  • 上場企業
  • IPO準備企業
  • ベンチャー企業

年収:

  • 上場企業CFO:1,500〜3,000万円
  • IPO準備企業CFO:1,000〜2,000万円
  • ベンチャーCFO:800〜1,500万円+ストックオプション

メリット:

  • 経営に近い仕事
  • ストックオプションで億超えも
  • ワークライフバランス改善

デメリット:

  • 会社の業績に左右される
  • CFOポジションは限られる

パターン3. 独立開業

業務内容:

  • 税務顧問
  • 財務コンサル
  • 監査(一定規模以上)

年収:

  • 開業1〜3年:300〜800万円(軌道に乗るまで)
  • 軌道に乗った後:1,000〜3,000万円
  • 成功例:5,000万円〜1億円+

メリット:

  • 収入に上限がない
  • 自由な働き方

デメリット:

  • 顧客開拓が必要
  • 収入が不安定
  • 失敗リスクあり

仕事内容の現実|監査法人の1日

繁忙期(12月〜5月)の1日

8:00 出社、メールチェック
9:00 クライアント先へ移動
10:00 監査手続き開始(現金実査、証憑突合等)
12:00 昼食(クライアント先近く)
13:00 監査手続き継続
15:00 クライアント担当者と打ち合わせ
17:00 事務所に戻る
18:00 調書作成・レビュー対応
22:00 退社

月間残業:60〜100時間

閑散期(6月〜11月)の1日

9:00 出社
10:00 監査計画の立案
12:00 昼食
13:00 内部統制の評価
15:00 チームミーティング
17:00 調書レビュー
18:30 退社

月間残業:20〜40時間


監査の仕事内容|具体的に何をする?

監査とは?

簡単に言うと:

  • 企業の財務諸表が正しいかチェックする仕事
  • 「粉飾決算していないか」を確認
  • 「会計基準に従っているか」を確認

社会的意義:

  • 投資家保護
  • 市場の信頼性確保
  • 企業の不正防止

監査の流れ(年間スケジュール)

6月〜11月(閑散期):

  1. 監査計画の立案
  2. 内部統制の評価
  3. 期中監査

12月〜3月(繁忙期):

  1. 期末監査
  2. 実地棚卸の立会
  3. 監査調書の作成

4月〜5月(超繁忙期):

  1. 監査調書のレビュー
  2. 監査報告書の作成
  3. クライアントへの報告

具体的な監査手続き

1. 現金実査

  • 会社の金庫を開けて現金を数える
  • 帳簿と実際の現金が一致するか確認

2. 証憑突合

  • 請求書・領収書と帳簿を照合
  • 取引が実在するか確認

3. 債権債務の確認

  • 取引先に直接確認(確認状の送付)
  • 架空取引がないか確認

4. 棚卸立会

  • 倉庫に行って在庫を数える
  • 帳簿の在庫と実在庫が一致するか

5. 経営者へのヒアリング

  • 重要な取引の背景を確認
  • 不正のリスクを評価

年収が上がるルート・上がらないルート

◎ 年収が上がるルート

ルート1. 監査法人でマネージャー以上

  • 8〜12年で1,000万円超え
  • 15年でパートナー候補(1,500万円〜)

ルート2. コンサルへ転職

  • 5〜7年で転職
  • 年収:800〜2,000万円

ルート3. CFOへ転職

  • 10年前後で転職
  • 年収:1,000〜3,000万円

ルート4. 独立成功

  • 実力次第で青天井
  • 年収:1,000〜数千万円

× 年収が上がらないルート

パターン1. 監査法人に居続けるがマネージャーになれない

  • シニアスタッフ止まり(700〜1,000万円)
  • 50代でもシニアのまま

パターン2. 独立失敗

  • 顧客開拓できず
  • 年収:300〜500万円

パターン3. 転職失敗

  • 中小企業の経理部長(600〜800万円)
  • 公認会計士の強みを活かせない

激務は本当?ワークライフバランスの実態

繁忙期(12月〜5月)

労働時間:

  • 平日:10〜12時間
  • 休日:月2〜4日出勤

残業:

  • 月60〜100時間

私生活:

  • ほぼない
  • 家族と過ごす時間が取れない

閑散期(6月〜11月)

労働時間:

  • 平日:8〜9時間
  • 休日:しっかり休める

残業:

  • 月20〜40時間

私生活:

  • 有給も取りやすい
  • 趣味の時間が取れる

繁忙期と閑散期のギャップが大きい


やりがい・大変なこと

✅ やりがい

1. 社会的意義

  • 投資家保護に貢献
  • 企業の不正を防ぐ

2. 専門性の高さ

  • 会計・監査のプロフェッショナル
  • 経営者と対等に話せる

3. キャリアの選択肢

  • 転職・独立の自由度が高い
  • 一生食いっぱぐれない

❌ 大変なこと

1. 繁忙期の激務

  • 月100時間残業
  • 休日出勤

2. クライアント対応のストレス

  • 経営者との折衝
  • 厳しい指摘をすることも

3. 常に勉強が必要

  • 会計基準の変更
  • 法改正への対応

まとめ|年収は高いが、楽な仕事ではない

30代で年収1,000万円超えは普通
キャリアの選択肢が圧倒的に多い
繁忙期は激務
× 楽して稼げる仕事ではない

「高年収の代償」をどう考えるか。


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